なぜ、ストレスは体に悪いのでしょうか。
世の中の専門家は何でもかんでも「ストレスのせい」にしていますが具体的な説明はナシ。彼らの「ストレスが原因」という説明は、説明できないからなされています。
実際にはストレスは病気の原因の一つとして有力です。
ストレス学説というものも西洋医学には含まれています。
ストレス
ストレスとはもともと、物理学では圧迫歪みという意味ですが、抑圧や侵襲・歪みなどと訳されています。
ストレス要因は、例えば外傷・中毒・細菌感染・寒冷熱などの外界からの影響や人体の内部の疼痛・感覚・感情に対する刺激によっても生み出されます。
ストレス要因から、以下に分類される防衛反応が生まれます。
- 警告反応期
- 抵抗期
- 疲労期
その極限がストレス病です。
警告反応期には、体温脈拍数低下・精神抑圧・体液濃縮・血中カルシウム量減少・毛細管の透過性増加がみられます。
抵抗器には自己防衛の時期で血液凝固が速くなります。
ストレスのホルモン的なメカニズム
ストレスの要因は、副腎髄質ホルモンを分泌させて脳下垂体ホルモンを分泌させ副腎皮質ホルモンの分泌が増加します。
副腎皮質ホルモンの分泌が増加するため、交感神経の緊張の反対作用のあるコルチゾンで緊張を緩め、自律神経系の調和を図る、というのはホルモンレベルでの理屈ですが、うまくいきません。
ホルモンレベルではなく、血液レベルで考えないのが失敗する原因です。ホルモンは投与するものではなく、体内から生み出すべきものです。人工ホルモンの投与ではなく血液の改善が治療です。
ストレス要因が強すぎると
ストレス要因が適当なもので持続時間が適度であれば、ストレスがかえって整体の抵抗力を増加させる方向に傾きます。
寒風摩擦や薄着が皮膚の抵抗力を高めるのも適度なストレスを与えているからです。
ストレス要因があまりにも高く、時間的にも長いと、生体は疲労の極限に達します。胃潰瘍・心不全・糖尿病・高血圧神経痛・リウマチほとんど全ての自律神経失調症と言われているものにかかります。
ストレス病の治療について脳下垂体前葉ホルモンや副腎皮質ホルモンなどの化学的合成物質の注射・服用を進めています。
これらの薬品には副作用もあり、人工ホルモンと言うと副作用がガンですから治療にはなりません。

IARC発がん性リスク一覧;グループ1;ヒトに対する発癌性が認められるhttps://ja.wikipedia.org/wiki/IARC%E7%99%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%80%A7%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E4%B8%80%E8%A6%A7
むしろ、ストレス病の症状から原因を考えてみると全て血液の酸化で説明がつきます。
治療は食事療法を適切に行うこと血液を弱アルカリ性を保つことが重要です。ストレスによって血液中の電子が奪われることになるということです。
現実は、ストレスによる神経興奮が神経のナトリウム・電子消費・欠乏を促し、血液の酸化から各種の病を発症させる、というメカニズムです。
精神科医がうつ病と診断して向精神薬を処方しても事態は悪くなるだけです。
発達障害などというものは製薬会社がお薬販売のために作った病名であり、治療にならず愚の骨頂です。
精神療法を試すのなら血液を弱アルカリ性に保ち、血液をきれいにすることを前提にするほうが適切でしょう。
薬に依存する医師に依存する国民
最近の精神医学は、薬は薬に頼ろうとする傾向ばかりが強まり、患者の体調不良や自殺や異常行動・事件の発生に拍車をかけています。
根本的な医学の原理を誤り続け、考える力がないから、いつまでも患者を治せないのです。