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細胞分裂によって増殖するのを確認した者がいない

細胞は細胞分裂によって増殖する、というのが基本的原理となって信仰されています。その赤血球やその母細胞が分裂によって増殖する、ということを実証した学者は世界中に一人もいません。

そして、人は哺乳類の赤血球は細胞であるとして既成の赤血球説を信じ込んでいるというわけなのです。ヒトの赤血球は細胞なのかどうか、なんてことは大した問題ではないと片付けられています。

赤血球が細胞であるかどうかは、血液学の最も中心の問題のはずなのに、学者は保証された立場に甘え思考停止、分子生物学や遺伝子治療だなどとたいそうなことを言たところで、ロクな結果になってないわけです。

その赤血球についても屁理屈をつけて、最高度に分化した細胞だと考えているようですが、現代の血液学はその第一歩からとんでもない誤りを犯しています。

学生から研究者までそろいもそろって赤血球の正しい知識を全く持ち合わせていませんから、病気なんて治せるわけがありません。

赤血球は細胞なのか

生物学の初歩的な知識では、生物はどんな下等なものであっても必ず細胞構造を持っているとされています。

細胞は、細胞には核・DNA と細胞質と膜をもっているのが条件とされています。

バクテリアははっきりした核を持っていないが、 DNAの顆粒を細胞質中に分散した核として持っているため、細胞とみなし、生物の範疇に入るわけです。

ウイルスは細胞の構造を持っておらず、細胞ではないため生物ではないことになり、ウイルスは生物と無生物の中間に位置するものと考えられています。

ということは、人間の赤血球には核がないので、細胞ではなく生物とは言えません。生物でないものが人体の約半分の体積を占める人間は、生物か無生物なのか不明となり、大きな疑問が残る結果となります。

細胞の条件として最近では、下の3つの条件をとしている人もいます。

1.自己複製する
2.エネルギー代謝を行う
3.細胞膜で外界と仕切られている

こう考えても赤血球は細胞分裂で自己複製してないので、細胞ではなく生命でもないことになります。さらに、細胞とされるものも、自己複製して増えるわけではありません。人間の細胞と呼ばれるものは、細胞の条件を満たせず、細胞ではないことになり生命ですらありません。

半分の体積を占める赤血球も細胞の条件を満たさず、生命ではないのだから、人間は100%生命でないことになってしまい、古い条件のほうがまだマシだったことになります。

いいんでしょうか、こんな適当で。

このレベルで矛盾を抱えたままで、遺伝子治療なんかにチャレンジしたところで失敗するのは明白です。

赤血球を突き詰めると学問自体が崩壊

このような事情があるので、人や哺乳類の核のない赤血球を「細胞」と呼ぶことは、現在の細胞学や生物学の根本的な条件を満たしません。従来の説では、人の赤血球は最高度に分化しきった「細胞」だとはっきりと言い切っています。

実は、赤血球はまだ幼児のようなもので、将来何になるかは環境次第でどうにでも変わる。これから細胞核、ゴルジ体、ミトコンドリアなど、それぞれの細胞組織に分化する前の段階のものです。

04 人の赤血球の形と大きさについての問題点

blood, blood plasma, red blood cells

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