古代人は直観が鋭く、血液を重視していました。
血液を軽視する現代医学とは真逆です。
「血」という言葉は東洋だけではなく、英語やドイツ語フランス語など、その他どの外国語でも「親子のつながり」を意味し、「遺伝」とほぼ同義となっています。
血という言葉には、「血の繋がり」や「血統」「血縁」「血筋」などの意味もあります。
昔から血液は神聖化されて畏れられ、その畏れから血液を汚れたものとして忌避したりしてきました。
聖書のレビ記17章「血を飲むな」の節には「生き物の命は血の中にあるからである」と記載され、「血を飲んではいけない」という規律があったぐらいです。
この教えを信じて輸血反対運動を展開している宗教団体もあります。現代医学はカルト宗教や迷信扱いとして無視していました。
ですが、血液はガス交換をするただの液体ではありません。
血液中の赤血球は細胞となり、骨や臓器を構成していくものです。輸血には拒絶反応や感染症がついて回りますが、輸血による感染症は感染が原因ではない可能性が高いことに医師たちは疑問すら持ちません。
現代医学を学んでも血液の本当の役割は理解できませんが、古代人は直感で血液の重要さを理解していたのでした。