血液が赤いのは赤血球中にある血色素のためとされています。
動脈血は酸化ヘモグロビンを多く含み、鮮やかな赤色
静脈血が還元ヘモグロビンが多いために暗い赤色
になっているとされています。
ヘモグロビン(hemoglobin、Hb、血色素)とは、ヒトを含む全ての脊椎動物や一部のその他の動物の血液中に見られる赤血球の中に存在するタンパク質である。酸素分子と結合する性質を持ち、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っている。赤色素であるヘムを持っているため赤色を帯びている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘム
ヘムは、2価の鉄原子とポルフィリンから成る錯体である。通常、2価の鉄とプロトポルフィリンIXからなるプロトヘムであるフェロヘムのことをさすことが多い。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%A0
ヘム → 鉄
メトヘモグロビン鉄原子の価数が3価であるヘモグロビンはメトヘモグロビン(酸化ヘモグロビン)(methemoglobin;MetHb)と呼ばれ、酸素結合能がなく、酸素のかわりに水がヘムの鉄原子に結合している。こちらを『酸化』ヘモグロビンと呼ぶのが正しいのだが、オキシヘモグロビン(『酸素化』ヘモグロビン)との混同が極めて多いので、注意が必要である。
酸化したヘモグロビン(鉄)
赤血球は鉄できています。鉄が酸化して酸化鉄になれば色が黒っぽくなります。
血液のpH低下で病気になる、酸化は「さび」であり悪いものと考えると
動脈血は電子を全身の細胞にあたえるため酸化しておらず新鮮だから鮮やかな赤色で、
静脈血は電子を細胞に与えたので電子を失い酸化したから暗い赤色になっている、と考えられます。
つまり、
動脈血には還元されたヘモグロビンが多く
静脈血には酸化されたヘモグロビンが多い
わけですから、言葉の意味が逆になってしまいます。
酸化したヘモグロビンを全身に回しても老廃物も運搬できず何にもならないわけです。酸化しておらず、余計なものが結合してないヘモグロビンを回したほうが老廃物を運搬できるので好ましいに決まっています。
よごれた血液とはメトヘモグロビンのことで、ヘモグロビン中のメトヘモグロビンが7割になると死亡します。
赤血球の大きさは血液が酸性になっている状態、アシドーシスの時や運動後に大きくなっている説がありますが、酸素が結合して大きくなったものと考えることができます。
酸素が体にいいものとの誤解からきていますが、酸素は酸化のもとですから体に悪いです。
健康維持の秘訣が酸化還元反応にあると気がつくと、今までの医学がかなり狂っていることがわかります。
早朝が最小、就寝前が最大になるという説もありますが、早朝は睡眠時に骨が溶けて赤血球が還元され、酸化が抑えられ、就寝前には活動で赤血球が酸化しきったから最大になっているもとの考えられます。
赤血球の大きさと、酸化還元反応、酸性アルカリ性には密接な関係があると推測できます。