赤血球の寿命は115日位と考えられています。
4〜4.5㎥がの赤血球が体内で崩壊し、それだけの数の赤血球を毎日補充しなければならない計算となります。4〜4.5㎥は約40ccで、2000億個とされています。
赤血球が作られる場所は骨髄とされているのが定説ですが、これは完全に間違っています。赤血球の作られるのは腸です。
どこで消えるのかすら不明
赤血球が毎日、崩壊し消滅している場所が、現代生物学・医学では不明となっています。
赤血球は肝臓と脾臓で崩壊するという論者もいますが、これも確証がありません。赤血球が崩壊したように見られる場所はありますが、崩壊した赤血球が、そのままその箇所で消え去る証拠など誰も見ていません。
赤血球は、集まって溶け合い、分化発展をし、そして、その中に細胞核を新たに合成します。その場所に応じて、リンパ球や白血球・結合組織を経て、それぞれの細胞に分化している移行状態が全ての組織で認められているのです。
細胞分裂しなくても細胞核はできる
従来の説では細胞分裂をしないと細胞核はできない、と考えられてきていました。
しかし、核の主成分である核酸は赤血球の細胞質、タンパク質の中に自然と発生します。そして白血球となり、各種組織細胞に移り変わっていくのです。