胎児・幼児時代から脳や肝臓や筋肉は、細胞分裂によって細胞数が増加することになっています。ですが、これを立証した学者は世界中に一人もいません。
しかも、脳・体の中で最大の臓器である肝臓・筋肉は、成人になると胎児に比べて著しく大きくなります。にもかかわらず、細胞の大きさは、成人のほうが幼児よりも小さいです。この事実は現代生物学の細胞分裂説では説明できません。
赤血球が集まり、溶けて、融合し分化する性質、脳細胞・がん細胞・筋肉組織や移行型を通じて分化している
この事実で説明することが可能です。
これらの臓器に限らず、他の全ての細胞分裂像と言われているものは、確かにまれに見られることがあります。細胞分裂とは生体内で細胞が老化成熟して死滅する一歩手前の時に現れる現象です。
この現象は、鶏胚子の卵巣の卵細胞その他でも見られる現象で、細胞分裂像が細胞分裂の前兆ではなく、卵細胞・がん細胞・炎症など細胞の融合の場合に広くみられるものです。
もう一つは骨髄組織です。骨髄は毎日2000億個の赤血球を作ると言われています。
健康で栄養状態のいい人は、長骨の骨髄が、黄色の脊髄脂肪で充満していて、細胞分裂像とされているものは極めて少ないです。
しかも、その極めて少ない分裂像と言われている像すら、細胞分裂の過程である証拠はなく、細胞融合から骨髄巨大細胞に変わっている移行像が見られます。
常識的に考えて、人間の細胞が分裂して増えていたら気持ち悪くありませんか。エビデンスもない細胞分裂説を信じ込んで科学!科学!と騒いでいたわけです。