骨を創造と破壊を気にする

骨の創造と破壊のメカニズム

  • 2018-05-08
  • 2019-04-03
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骨を創造と破壊を気にする

私たちの骨は毎日生まれ変わっています。

骨が生まれ変わっていることなんて、いちいち意識も、気が付きもしません。古くなった細胞が新しい細胞と入れ替わっているのです。

いつの間にか入れ替わる骨

内蔵なら入れ替わるのはイメージしやすいかもしれません。骨のような硬い細胞が入れ替わるなんて考えもつかないでしょう。私たちが生活しているうちにそっと、骨の再構築であるリモデリングが行われているのです。

骨の新陳代謝のサイクルは、他の組織よりも遅れ、3カ月くらいが入れ替わる期間の目安です。筋肉や内臓は1~2カ月で入れ替わり骨より早いです。

骨の新陳代謝

骨は、骨膜と呼ばれる組織で表面全体を覆われ、内部は緻密質と海綿質の2層構造になっています。

緻密質はその名前の通り、緻密に詰まり硬く重い上に強度があります。後者の海綿質は、スポンジのように穴が開き、軽く、やわらかいのが特徴です。

骨粗しょう症でない健康な骨でも、硬い部分とスポンジ状の穴がある部分とにわかれています。骨は硬いだけではないのです。

緻密質と海綿質の割合は体の部位によって異なっています。体を支える必要のある手足では緻密質が多く、背骨・足のつけ根・かかとは動かしやすいように海綿質が多くなっています。

新陳代謝のメカニズム

骨が古くなると破骨細胞が骨を溶かして壊してしまいます。骨吸収と呼ばれる段階です。今度は骨芽細胞が働きかけ、リモデリングを行います。この過程を骨形成といいます。骨吸収と骨形成がセットになって骨の新陳代謝が行われます。

成人は、1年間に5%~10%の骨が入れ替わります。骨吸収によって溶け出した骨の成分は、血液中に取り込まれます。リモデリング用の骨の材料にもなり、骨の材料以外の役割を果たします。

骨の新陳代謝を知って健康維持

骨の新陳代謝が適切に行われることにより、健康で丈夫な骨が作り出されるのです。材料が十分になかったり、材料の質が悪かったりすると、いい骨が作られません。低質な骨は、骨粗しょう症のリスクとなります。体を支える以外にも、骨にはいろんな役割があり、骨折や骨粗しょう症以外の疾患を引き起こしてしまうこともあります。

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