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骨を強くする油

肉中心の食生活を送ることによって骨が弱くなることが報告されています。
週2回の肉食でも骨折リスクは高まります。

対照的に、1週間に3~4回、魚を食べる人は骨折リスクが下がります。
青魚やアマニ油に含まれるオメガ3という種類の脂肪酸が関係していると推測されています。

骨折をしないためにも、生活の中にとり入れてください。

骨にいいオメガ3の研究

オメガ3の脂肪酸としてDHA・EPA・αリノレン酸などが知られています。

オメガ3の健康効果はさまざま。
骨の強化に役立つことがみなさんの大好きな海外でも報告されています。

オメガ3は骨の発達に好影響を及ぼす研究があります。
16歳の少年に16歳・22歳・24歳の時点での骨密度を測定し、
血液中の脂肪酸の濃度を長期にわたり分析しました。

長い研究で、8年間も継続して行われています。

22歳時で血中オメガ3濃度が高いほど骨密度が高く、
16歳から22歳までに作られる脊柱の骨密度の増加に、
オメガ3が大きく関与していることがわかりました。

肉類や乳製品は骨によくない

魚の脂は体にいいことがわかっていますが、
肉類や乳製品は逆に悪いことがわかっています。

肉類や乳製品は体にいいものだと信じられてきましたが、
残念ながら間違いでした。
骨の脱灰を進めてしまうので、骨の強化どころか、弱体化させてしまうのです。

今までの日本人は、カルシウムが体によく、牛乳・乳製品はたっぷり含まれているので健康にいいと思い込まされてきました。

全く逆の結論が導かれたのです。
都合が悪すぎて人に言えない状況になっているのです。

少しずつ変わればいい

カルシウムのおかげで大もうけをした人もたくさんいます。
いまだに、牛乳や肉が体にいいと信じている人は多いです。

完全に牛乳や肉料理を遮断することは、いきなりは無理でしょう。
体によくない、骨を弱くする、少しでもいいから控えたい、という気持ちが出てくればそれでOK。

体に悪いとわかれば無意識的に避けようとするからです。

まずは生活習慣と、食生活の常識を少しでも変革しましょう。都合の悪い現実を受け入れられない人もいます。
健康維持を真剣に考えている方は、乳製品や肉料理をできるだけ避ける態度を身につけましょう。

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