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断食の必要性

私たちの体には断食は必要不可欠です。デトックスとは、有害物質を体外に排出して体調の改善を図ること。あまり知られていませんが、病気の治し方として伝統的かつ王道的方法です。

病院で処方される薬だって化学物質であり毒。たまった有害物質は出していきましょう。

断食をすることはデトックスをすることに等しいです。私たちのおかれている立場を考えながら、断食にチャレンジしてみましょう。

有害物質だらけの食生活

私たちの身の回りには有害物質があふれています。肉料理や有害なトランス脂肪酸入りのマーガリンなど、体に悪い物を無意識に取り込んでしまいます。

PCB(ポリ塩化ビフェニール)やダイオキシンなど食材の中に毒性の強い物質が含まれています。食品に含まれている有害物質に加えて、その食材自体が安全かどうかすら疑わしい時代になっているのです。

食材に含まれているダイオキシンやPCBなどの有害物質は人体に大きなダメージを与えます。養殖の魚の中に天然物に比べて、高い割合のダイオキシンが含まれていたという研究も海外の大学では行われています。

発がん物質や内分泌かく乱物質が食材の中に含まれています。このようなダイオキシンやPCBは脂肪にたまりやすいです。養殖される魚は脂肪が多く、有害物質をたっぷりため込みやすい体なのです。

しかも抗生物質や着色料を加えて加工されています。

いくら魚がオメガ3の油を含んでいるからといって、有害物質を含んだ魚を食べていれば健康にいいわけがありません。

しかも、養殖の魚にはオメガ3よりも健康によくないオメガ6のほうが多いと言われています。体に脂を取るために魚を食べようと思っても限界がきてしまいます。

断食は解毒するシステム

体内に毒素が入ってきたときに断食は効果的です。多くの人が体内にPCBを取り込み肝機能障害や神経障害・頭痛など、日本国内で大きな事件になったことがありました。PCBが大量に含まれている油が出回ってしまい、多くの人に被害が出てしまったのです。

その時に解毒をする方法として推奨されたのが断食でした。断食で神経症状が改善した人は95%くらいと言われています。有害物質は脂肪に蓄積しやすく、断食を行うことによって脂肪が燃焼されてエネルギーが作られます。脂肪が燃えて、蓄積されていた有害物質が血液中に溶け、肝臓や腎臓を経由して体外に排出されます。

断食は有害物質を体外に出すためには極めて効果的だったのです。

ありがたい解毒システム

私たちにもともと解毒システムが備わっています。言い換えると免疫システムです。肝臓が中心となっていて腎臓でろ過して食物を分解する胃液・排尿・排便・発汗・皮膚呼吸も解毒システムを構成しています。

体内の有害物質や不要物質を外に出す力を人はもともと持っているのです。

その解毒システムの働きが悪くなっているのが現代人です。それもそのはずで、普段から有害物質を取り込み、高タンパク・高脂肪の食事も内臓に負担をかけて解毒する力を失っているのです。

きれいな血液を作る

解毒システムを改善するためにも断食が必要です。解毒システムを最大限に働かせるためには、有害物質を取り込まず、汚れていない血液を作ることです。

汚い血液では老廃物や有害物質を溶かして外に出せません。血液の汚れが取れることにより、肝臓や腎臓の働きがよくなって解毒システムのパワーが回復します。

効率よくデトックスできる断食

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