断食を成功させるには栄養があり、健康にいいものを日頃から取ることが条件です。
ここで注目するのはアマニ油。世の中に出回っている油には低品質で体に悪いものばかり。食べた後に胃が痛くなるような油ではだめです。いくら断食を頑張っても効果が帳消しでは意味がありません。
ここでは、体にいい油、アマニ油の確認です。
油は同じわけじゃない
油といっても一口に全てが同じものではありません。
サラダ油・コーン油は、リノール酸という油に分類されていて体に悪いです。
マーガリンが代表であるトランス脂肪酸など、体に悪い油が食卓に蔓延し、様々な食品に使われています。
油はすべて同じものではなく、品質の高さを意識しましょう。
アマニ油の期待できる効能
スーパーでも見かけるようになってきたアマニ油は、フラックスオイルと呼ばれることもあります。
植物油の中でも融点は-14℃で低く、やわらかめの油と言ったイメージがぴったり。亜麻の種はロシア・中国・カナダ・オランダなど寒冷地で作られます。
アマニ油が使われてきた歴史は古く、ヨーロッパ・北米・インド・エジプトで使われ、その薬効もよく知られてきました。
一般的に期待されている有効性は、
- 脳を健康に保つ骨を強くする
- アトピー・花粉症などの炎症を抑える
- 免疫力を高める
- 肥満防止
- 不妊症の改善
など、さまざまなものがあります。
アマニ油には、他の植物油を圧倒的にしのぐ量のαリノレン酸が含まれます。
一般的な植物油はαリノレン酸を1%~10%くらいしか含んでいませんが、高品質のアマニ油は60%も含んでいます。
オメガ3を取る
食生活で取るべき油はオメガ3です。そしてオメガ6を制限するべきです。
オメガ3の摂取量は少なくなりがちで、意識しなければ十分な量を摂取できません。貴重なオメガ3の補給先としてアマニ油が最適です。
アマニ油についてこのように指摘する人もいます。
アマニ油は病気を治す食品として経験的に証明され、米国食品医薬局でも病気予防に役立つ食品として承認している。食事にアマニ油を使うことはあらゆる人に有益である
アマニ油が効果的であるという研究は海外ではされています。ビタミン・ミネラルに合わせてアマニ油を大さじ2杯~4杯飲ませたところ、多くの患者の病気が改善したという結果が出ています。
質の悪い油はもうやめる
これだけ健康にいいと言われているアマニ油。歴史的にも証明されています。
油はどんなものでも同じというわけではなく、現代人はひどい油ばかりを食べてきました。
断食やファスティングを考えるには、口に入れるものを考えること。体に悪いリノール酸・トランス脂肪酸を減らし、アマニ油にシフトするのが賢い選択です。