耐性菌を育てるだけの抗菌薬と流行するインフル

私たちにとって大きな毒性がないと思われてきた抗菌薬。細菌にとっては猛毒のです。細菌はいろいろな手段を使ってその毒から逃げ延びようと試みます。

細菌は生き物なので、その立場にたって考えるとどのように耐性菌に変化するのかがわかりやすいです。私たちに毒が降りかかってきたときにどのように助かろうとするでしょうか。分厚い服を着てガードする。入ってきた毒を外に出す解毒剤を使って毒物を分解したりする。いろいろ方法が考えられますよね。細菌もやることは一緒です。

耐性菌のできるメカニズム

耐性菌のできるメカニズムは大きく分けて以下の5つです。

  • 細菌の外膜を変化させ薬が入ってこないようにガードする
  • 入ってきた毒を外に出す
  • 抗菌薬の作用する部分を変化させて抗菌薬の効果が出ないようにする
  • 化学物質を使い分解する
  • ねばねばした液体で身を守る

細菌が身を守る機能は細菌がもともともっていたり、他の細菌から譲り受けたり、抗菌薬の投与によって出てくることがあります。

細菌がすべて悪いわけじゃない

細菌と聞くと悪いもののように感じてしまいますが、すべてが悪いわけではありません。体内には細菌が数多く住みついています。病気を引き起こさないようにバランスをとりながら生きているのです。

その中で耐性を獲得できる細菌は、細々と生きている少数派。自分の能力を変化させることにエネルギーを使おうとするため、目立った活躍をしていないのです。

活発に働いている多数派の細菌がある日、突然抗菌薬にとっていなくなってしまったら……。このような状況が現代医学により作り出されています。

抗菌薬を使うと多数派の細菌がやられることになりますが、その耐性を得ていた少数派の細菌が伸び伸びと暮らすようになるのです。

抗菌薬を使えば使うほど活発に働く細菌がいなくなり、耐性菌の活躍をサポートすることになります。抗菌薬は一見すぐれているように見えますが、細々と暮らしていた細菌の潜在能力を引き出し、私たちに必要な菌を殺してしまうことになるのです。

具合が悪くなったら抗生物質、というようなお医者さんがいます。軽い気持ちで抗菌薬を処方しているうちに耐性菌だけが生き残り、薬が効かない菌だらけになってしまいます。抗菌薬を使うことにより、耐性菌には過ごしやすく、耐性を持たない菌には厳しい環境ができ上がります。

細菌と共存できる体内環境が健康へ

幅広い菌に効く抗菌薬がありますが、これらの薬を服用することがどれだけ危険なことなのかがわかるでしょう。科学者が化学物質を混ぜこねて、手に負えない細菌をつくり出しているのです。

インフルエンザや性病が急激に流行するのも、細菌を克服したと思い込んでいただけでちゃんと耐性菌を作っていたからです。病院の中でインフルが流行するのも抗菌しすぎて耐性菌が活躍できる環境だから。

医療関係者たちは、いまだに殺菌消毒が体にいいものと思い込んでいますが全くの逆。積極的に病人を作り出しているのと同じこと。人間も細菌も同じようなもの細菌と共存できる体内環境を作り出すことが健康につながります。ろくでもない副作用ばかりの抗○○薬にはご注意です。

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