頻繁なブースター接種で免疫低下? 免疫学の専門家に聞きました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/468fa49334a48ade053fa450d08a7ce3d5143885?page=4
ブースターを繰り返すことによって「免疫機能が低下」する仮説は提示されていません。それよりは副反応が増強されてしまう、副反応の割合が増えてしまう、変な副反応が増えてしまう、恐れの方が大きいと思います。
ーーアレルギーなどが一度引き起こされると治すことができない可能性はあるのですか?
あります。今回のワクチンに対するアレルギーも、もし一度誘導されると、半永久的に残る可能性があります。その人はその後、接種できなくなる可能性も大いにあります。
接種間隔を短くした場合、問題は増えるのか?
ーー今、日本ではブースターは6ヶ月以上の間を空けることになっていますが、4ヶ月ぐらいにスパンを短くした場合は、そうした異常が起きる可能性は大きいのでしょうか?それはわからないです。そんなに短期間で繰り返しうつワクチンはこれまであまりないのです。HPVワクチンも2回目まで1~2ヶ月空けて、3回目は1回目から6ヶ月空け、3回だけしかうちませんね。
それ以上繰り返しうつ実験もワクチンではあまり行われていません。つまり抗体価が一定程度上がったら、効果十分であって、それ以上、上げる、つまり繰り返すことに意味がなかったからです。
1発2発で十分で3発以上はダメといいたいらしい
1発2発で毒だから3発以上で生命がヤバイんだろ
繰り返しワクチンで免疫を付与することでどういう「害」があるかという研究は驚くほどなされていません。逆に危ないとも言えないし、安全だとも言えない、ノーエビデンスに近い状態です。
安全安全言ってたろ
ノーエビデンスでノーマネーでフィニッシュだろ
また、科学者として、そういうことが医学的に安全だという保証を我々はできないし、その懸念やリスクがあることは知っておいてほしいと言いたかったのだと思います。ワクチンは効果的で大事ですが、「ワクチン礼賛」ではないことを明確に言ったのでしょう。
ワクチン礼賛してたのお前とこびナビと小金井市医師会だろ
ーー今回はヨーロッパからの警告でしたが、アメリカでは今後のブースター接種はどのように議論されているのですか?
アメリカでは論点が錯綜していますが、純粋に科学者だけの議論を見ると、ブースター接種を繰り返すのには限界があるとみんな思っています。
1つには変異ウイルスが出てくるからですし、次回、別のウイルスのパンデミックが起きた時に、変な交差免疫(※)ができても嫌だなと考えているからだと思います。
そうした議論から、今、ワクチン開発者や研究者の間で話題になっているのは、「ユニバーサルワクチン」です。
新型コロナに対しても「ユニバーサルコロナワクチン」を目指していて、まず一度接種すればあらゆる変異ウイルスに対応できるワクチンが想定されています。
そんなうまい話があるわけないだろ
また、コロナウイルスには、今回の「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)」だけでなく、2002年に出てきた「SARS(重症急性呼吸器症候群)」や2012年に出てきた「MERS(中東呼吸器症候群)」、他の風邪のコロナウイルスもあります。
その全てのコロナウイルスに効くワクチンを、ユニバーサルコロナワクチンと呼ぶ人もいます。
このユニバーサルなコロナワクチンの開発を進めるべきだという議論がかなり積極的になされており、今後、方向性として目指されています。
アンソニー・ファウチらが書いた論考では、スパイクタンパク質がヒトの細胞の成分に結合する部分などを狙って、全てのコロナウイルスをターゲットにしたワクチンが必要だと述べています。また、デルタ、オミクロンもカバーして、1回で全て防ぐことが今後の方向性だと展望しているのです。
なぜユニバーサルワクチンが目指されているかと言えば、結局、今のように場当たり的に変異ウイルスに対応したワクチンを再改良する、ブースターを繰り返す、ということは、科学的にも良くない可能性があると思われているからです。また、社会科学的に持続可能ではないと科学者も気付いているのです。
だからアメリカでも研究者はブースターを何度も繰り返すのではなく、ユニバーサルワクチンを作る戦略を考え始めています。
ーー昨年12月15日に出された論考ですから、最近の話なのですね。
実はここに書いてある文章は別の論文の焼き直しです。インフルエンザのユニバーサルワクチンもアメリカのNIHなどで以前から研究が始まっています。インフルエンザワクチンも毎年うち、しかも効く効かないの問題、とくに変異したウイルスや別の型に対して効かないといった問題が出ているからです。
だから1回うてば全てのインフルエンザに有効なワクチンが必要だという議論がでてきたのです。
今回のコロナでも何回も接種しなければならない問題が出てきたので、インフルエンザのユニバーサルワクチンを応用した今回の論考が出されたのだと思います。
ーー技術的には可能なところに来ているのですか?
インフルエンザの方ではユニバーサルワクチンにつながるような設計がようやくでき始めたところで、ここ数年で劇的に進歩する可能性があります。
コロナウイルスに関しては、変異ウイルスでもスパイクタンパク質の変わりにくい部分や、SARSやMERSと共通している部分などをターゲットにすればユニバーサルワクチンができるのではないかと言われてはいます。
ただまだ、実験上はうまくいっていません。製造の技術革新は起きているので、ターゲットのデザインがうまくいけば進展する可能性はあります。
日本の読者が汲み取るべきメッセージは?
ーー日本の読者は今、3回目をようやくうつところに差し掛かっています。3回目はうった方がいいけれど、4回目以降は考えた方がいいかもしれないというのが今回の話で汲み取るべきメッセージでしょうかね。4回目があるとして、今使っているワクチンの4回目になるのか、オミクロンまたは次に出てくる可能性のある変異ウイルスに対する改良型ワクチンの追加接種になるのかわからない状況です。
ワクチン接種を繰り返すことによる医学的なリスクは、誠実に言えば「ある」と言わざるを得ない。ただどういうリスクがどの程度であるかは明言ができないところでもあります。
ただ、毎年3回など頻繁に打ち続けるような方法は、学者も行政も「持続可能」と評価する人はいないと思います。
今ごろ誠実になるなよ
ワクチン接種を繰り返すことによる医学的なリスクは、どの程度であるかは明言ができないところで、誠実に言えば「ある」と言わざるを得ない。だから、毎年3回など頻繁に打ち続けるような方法は、学者も行政も「持続可能」と評価する人はいない だろ
「ただ」じゃないだろ 「ただ」の連呼で言い訳がましいわ
「明言ができない」くせに安全安全明言してたろ
そういうことをヨーロッパの人たちは現実に即して誠実に言っただけでしょう。
そういう意味で、今回のメッセージで取り上げるべきところは、「ワクチンの追加接種は危ない」ではなく、「全体をみた時に戦略として繰り返し接種は持続可能な試みではない」ということだと思います。
ヤバイんだろ 自分の立場が
危ないから持続可能な試みではないんだろ
【峰宗太郎(みね・そうたろう)】米国国立研究機関博士研究員(病理専門医)、薬剤師、博士(医学)
京都大学薬学部、名古屋大学医学部、東京大学大学院医学系研究科卒。国立国際医療研究センター病院、国立感染症研究所等を経て、米国国立研究機関博士研究員。専門は病理学・ウイルス学・免疫学。ワクチンの情報、医療リテラシー、トンデモ医学等の問題をまとめている。ツイッター@minesoh で情報発信中。
手のひら返し
どういうリスクがどの程度であるかは明言ができないんならはじめからやらない
君子危うきに近寄らず 専門家にも近寄らず
専門家危うきを勧めまくりのトンデモ医学