ワクチン接種専門クリニックがオープン 真冬の今、好評なのは「巡回接種」 札幌市
1/26(水) 6:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4eaa94f88812a9a045169dd436b35a0d2b95f9a8北海道放送(株)
感染拡大が深刻になる中、札幌にワクチン接種を専門とするクリニックがオープンしました。開業の狙いとワクチン接種を待ち望む声を聞きました。
先月、札幌にオープンしたワクチン専門のクリニックです。
院長と看護師
「こんにちは~!」一般の診療は行わず、新型コロナウイルスのワクチン接種のみを行います。
看護師さん
「こちらにかけていただきます…腕をまくっていただいて、ここに筋肉注射をさせていただきます」クリニックの大森紅己子(くみこ)院長。もともとリハビリ専門医として高齢者に誤嚥性肺炎の予防法などを指導するクリニックの開業を目指していました。
しかし、3回目のワクチン接種が必要になったことから、先月、クリニックの業務をワクチン接種に絞り開業しました。札幌大通ワクチンクリニック・大森紅己子院長
「やはり普段なじみのある生活の場。例えば高齢者施設とかデイサービスに…医者が行って接種をするのが、真冬のコロナワクチン3回目の接種には一番いいんじゃないかと思いまして」今、大森院長が力を入れているのが、高齢者施設の巡回接種です。
大森院長
「おはようございます。よろしくお願いいたします」
「…これですね。0.3、0.3、0.3…6本で1組ですね」この日、訪れたのは豊平区のサービス付き高齢者向け住宅。
大森院長
「95歳、お元気ですね~きょうは体調は大丈夫ですか?」施設では1・2回目の接種の際、スタッフが集団接種会場や病院まで送迎していました。
アルメリア福住・佐藤尚子施設長
「今の交通事情も含めて、外出すること自体が難しいので、特にこの時期はありがたいです」今回は食堂に、高齢の入居者10人が集まり行われたため、問診から接種までは1時間もかかりませんでした。
入居者
「1回目、2回目の時は病院まで行った」「安心した」
札幌大通ワクチンクリニック・大森紅己子院長
「高齢者が感染すると重症化するリスクが高く、施設単位で接種するのはすごく大切なのではないかと私は感じてます」冬の北海道で、高齢者の3回目接種を加速させるためには、こうした巡回接種が重要な手法の1つと言えそうです。
こんなことやってるから銃で撃たれるんだろ