病原菌の発生原因は不明とされることがほとんど。それくらい研究が進んでいない業界です。
いろいろな食品の中で急に発生します。
予測は不可能で、世界各国で急に発症しています。
かいわれ大根が原因だという話が出てきました。かいわれ大根の栽培地の周辺で畜産処理場があったことが指摘されています。
初めのうちは外国のせいにしていました。かいわれ大根の種が輸入物だったからです。日本人の場合、特に外国のせいにする特徴があります。
といっても、外国に全く問題がないとも言えません。なぜならば1999年にアメリカでも食中毒事件があったから。この場合には、アルファルファが原因だったとされています。
病原菌に汚染される原因は分かっていません。不確定な要素が多すぎて予測が不可能です。このような病原菌は、動物の排せつ物に付着している場合があります。
ハンバーガー用の牛肉から検出されたこともあるので、衛生管理が徹底しているチェーン店でも安心とは言えません。
美しい自然を破壊して、大規模で不自然な農場を作り、異常な環境で豚や牛を飼育し、工場化で加工した肉を食べる。
しっぺ返しはいつかやってきます。
完全に工業化された食品では、食中毒のリスクには常にさらされることになります。
いくら殺菌消毒したとしても、バクテリアは増殖するからです。むしろ殺菌消毒するという自然界では異常な行為が、悪玉の細菌を増やすことにつながります。バクテリアが悪玉の働きをする環境を自ら作ってしまったことが悪いのです。
食品添加物や抗生物質はバクテリアの環境を悪くするために、食中毒の原因ともなりやすいです。細菌や微生物の研究はオカルト扱いされているので、専門家もそれほどいないし、政治家や行政官僚も真剣に考えようとしません。
目に見えないという共通点で放射能と似たような扱いとなっています。
お金がほしい、会社の中で出世したい、
自分だけいい思いがしたい…
目先の利益に気を取られているような人には、細菌の働きを理解するのは困難です。
外食といったらチェーン店を思い浮かべるのも当たり前になった日本。いつ食中毒にかかるのかわかりません。急に体調不良になっても、食中毒になっても原因不明とされて自己責任にされてしまうのがオチ。
外食チェーン店に食事をコントロールされないこと。
外食を避けて自炊を心がけること。
食品をしっかり選ぶこと。
少なくとも何を食べているのかがわかるような生活をしなければなりません。昔は当たり前だったことができなくなっています。