体調不良の原因となっているかもしれない清涼飲料水。
爽やかでイメージがよく、気軽に飲んでしまいがち。清涼飲料水を冷静に分析すると大変なことがわかってきます。 体調不良になりたくないのなら、清涼飲料水は体に悪いと理解し、飲む量・機会を減らし、全く飲まないことが大切です。健康を維持するには周りに流されず、健康に悪いことを排除して健康にいいものを食べる態度を身につけましょう。口に甘いものは体に苦いと理解すべきです。
大量の白砂糖
清涼飲料水には体に悪いものが含まれています。それが白砂糖です。ペットボトル1本に40gも含まれているものもあります。ジュースに溶かすと気がつきません。
しかも、白砂糖はカロリーがないので、ノンカロリーと表示がしやすくイメージがいいです。カロリー制限をしても、ダイエットに失敗するのはこのあたりに問題があります。
白砂糖は体内のミネラルやビタミンを奪います。血液が酸化して骨が溶けやすくなり、病気になりやすい体になります。砂糖は体に悪いからと、ヘルシー志向を売りにした人工甘味料が使用されていたりしますが、白砂糖のほうがまだマシです。
骨がもろくなる
清涼飲料水を飲んでいると重大な事態が引き起こされます。骨からカルシウムが流出し、骨格全体がもろくなっていきます。 清涼飲料水で骨がダメになってしまうのです。
子供なら、成長するにつれてさらに骨がもろくなってきます。骨がもろくなると、さまざまな病気にかかりやすくなります。骨の強い人は病気にはかかりにくいですが、骨が弱い人は病気にかかりやすくなります。
アメリカで127人の8歳から16歳の青少年に行われた研究でも明らかになっています。 生涯に必要な骨の備蓄の97%は20代まで行われると言われています。若いうちに骨がもろくなると、骨の備蓄ができず年をとってから骨粗しょう症になりやすくなります。
子供の時から清涼飲料水を飲んでいると、大変なことになってしまうのです。
体中が悪くなる
若い時から清涼飲料水に親しむ人が増えました。若くても骨粗しょう症になることは容易に予想できます。視力が低下したり、虫歯になったり、歯が抜けやすくなるなど、と中東の研究では示されています。
清涼飲料水を飲むと喉が渇きます。これは、ラットの研究でも明らかになっています。ラットに好きなだけ清涼飲料水も飲めるようにしておくと普段の2~3倍の量を飲む結果となりました。これは清涼飲料水に依存性があることを意味します。その清涼飲料水を飲んだラットは毛並みが悪く輝きを失い、下痢を起こし肝臓と腎臓に悪影響が出ていたそうです。
子供も大人も清涼飲料水は避ける
清涼飲料水は私たちの身近にあり、子供でなくても平気で飲んでいます。でも、これだけの病気のリスクがあるのです。体調不良になるのも無理はありません。
子供がいるなら清涼飲料水を子供に飲ませないことです。子供がマネしないように大人も飲まないようにしましょう。清涼飲料水を日頃から飲んでいれば体は少しずつ悪くなってきます。急に体調不良になったと感じたのなら、前から悪くなっていたことを意味します。
イメージだけがいいテレビCMに惑わされず、デメリットや危険性に目を向けてください。