クエン酸と重曹を混ぜて炭酸水になって、それを飲んでいるだけだと主張する者がいます。水にクエン酸と重曹を混ぜるとクエン酸ナトリウム水となり、二酸化炭素が発生するわけです。
クエン酸 C6H8O7
重曹 NaHCO3
水 H2O
二酸化炭素 CO2
C6H8O7(クエン酸)+ 3NaHCO3(重曹) → Na3C6H5O7(クエン酸ナトリウム)+ 3CO2(二酸化炭素) + 3H2O(水)
クエン酸ナトリウムを飲んでいるのだからクエン酸とナトリウムが補給できるわけです。
クエン酸ナトリウム水がただの炭酸水という人は化学の素養のない人です。そんな人のアドバイスを聞いたところでよけい混乱するだけで、ロクな結果にならないでしょう。
炭酸水は、二酸化炭素ガスを水にむりやり溶かした水で、飲んでもなにもなりません。
クエン酸と重曹混ぜたらクエン酸と重曹は消滅し、二酸化炭素だけが残るというのなら「元素転換はオカルトだ」よりもオカルトでしょう。中性になったら水になる、わけではありません。
クエン酸ナトリウム(クエンさんナトリウム、英: sodium citrate)は、クエン酸のナトリウム塩である。クエン酸は三価のカルボン酸であるため、クエン酸ナトリウムにも一ナトリウム塩、二ナトリウム塩、三ナトリウム塩の3種がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/クエン酸ナトリウム
「クエン酸で医者いらず―新健康法」に1日15 g のクエン酸を飲め、と記載されていますが、初心者にはかなり多い量なのではないでしょうか。
山のような薬を飲まされて 具合を悪くしている人が多いので、急に15gも飲んだら体内に溜まった薬が排出されてしまい具合を悪くするのは目に見えています。
そして、こんなもの効かない、と決めつけて終わるのがオチです。この本が書かれた時代には、医師が患者に馬に食わせるほどの量の薬を飲ませる時代になっている、とは夢にも思わなかったのでしょう。
現代人は昔の人より、血液が異物まみれで汚れているので、排出するべき毒も多くなっていて具合を悪くしやすいです。医師が足を必死に引っ張ってるだけなのですが。
これは個人的な見解ですが、初心者なら重曹クエン酸ともに 1g以下の少量で慣れていくこと。毎日でなくてもいいです。お薬をたくさん飲んでいる人は、重曹クエン酸を飲む前に、アルカリ性食品を中心にした食生活の改善に加えて、薬を徐々に減薬するというのが前提です。
減薬は「徐々に」血中濃度を下げていくのがポイントです。飲み忘れが出たらラッキーくらいに考えるべきです。飲み忘れは体がいらないと言ってる証拠です。飲み忘れを徐々に増やす感じでもいいしょう。
とにかく「薬物の飲みすぎ」が多いです。「オレの処方にケチつけんのか」と安いプライドを傷つけられたと誤解してキレだす馬鹿もいますが、減薬を手助けできないなら、その医師から離れるしか方法はありません。クズやヤブは五万といるのが医療業界です。
たくさんお薬を飲んでいるのだったら、異物を飲みながら異物を排出することになるので体がつらいことにはなります。病気が治るわけでもないのに、むやみやたらに無駄なお薬を飲ませている医師が悪いのですが。
それとともに、好転反応が存在する、ということをちゃんと理解しなければいけません。持病が悪くなったように見えるというのが基本で、対処はどんなに辛くても何もしないことです。数値が悪いからと手を出して、治りかかった患者を殺す愚かな医師もいます。
そんなものはない、と低い知能と狭い了見で決めつけるわけですが、「存在しないと信じる」ことと「存在しない」のは全く違います。「存在しないと信じる」からいつまでたっても何も治せないのです。
がん患者なんかがんが増えたりしますが、取り込んだ毒や発がん性物質を排出しようとしてるのです。血液が汚くて取り込んだ毒を出しきれてないのががんなのです。
原発性とか転移だとか分類してるのがアホくさい話です。抗がん剤は発がん性の毒だから、打って全身にがんができるのは当たり前です。
抗がん剤性のがんだろ、と指摘したら薬物でイタズラしてたのがバレて飛んで逃げる馬鹿もいます。患者をがん死にみせかけて殺しまくって演技でゴマカして、点数稼いでいい思いしてたらしいです。たくさん人をぶっ殺しまくったんですけどどうなるんでしょうか、と言われてもこっちも知りませんよ。
クエン酸と重曹は混ぜなければならないんですか、という質問もありそうです。それぞれ単体でも健康にいいものなので、別々に飲みたいんだったらそうすればいいだけの話です。
ただ単体だとマズすぎるという話です。
そんなわけで、病気を治したいなら血液を地道に綺麗にしていかなければならないわけですが、手間もかかるし、不快な症状にも見舞われます。それでも頑張ってやっていかなければ なかなか治りませんよ。