ベジタリアンの人って老化が早くない ?
ガリガリに痩せて不健康に見えるんだけど・・・ 。
ベジタリアンは健康なはず。でも不健康そうに見える人もいます。
もしかしたら、うまくいっていないのかもしれません。ベジタリアンが不健康に見える理由と玄米の関係を考えてみます。
基本は玄米
菜食主義が体にいいのは間違いありません。野菜は人間の血液に構造が近いです。食物繊維・ビタミン・ミネラルをたっぷり含んでいます。菜食は造血機能をアップさせます。
しかし、最も大切なこと忘れていませんか。それが主食です。主食は玄米にするべきです。
玄米は栄養分が豊富で、タンパク質がしっかり含まれています。玄米を食べれば、他の栄養素を取らなくても十分やっていけるのです。
それに比べて、白米には栄養分がほとんどといっていいほど含まれていないため、他の食品で補給する必要がある。菜食主義をするなら、主食を玄米にすることから始めなければいけないのです。
主食を玄米にしていると他のもの食べる必要がなくなり、おなかがいっぱいになってしまいます。
ビタミンB群が足りなくなる
ベジタリアンの欠点は、ビタミンB群が足りなくなること。
確かに野菜には豊富な栄養が含まれていますが、
タンパク質と筋肉を構成するビタミンB群が補給しにくいです。
そのため、痩せて貧相に見えてしまうことが考えられます。ビタミンB群の補給には玄米が都合がいいです。
白米でベジタリアンを貫いて痩せやすいのは
タンパク質・ビタミンB群が足りなくなりがちです。
主食を玄米にするとベジタリアンの弱点となるタンパク質・ビタミンB群がカバーできます。
ベジタリアンに切り替えて綺麗にやせたい、
というのなら、玄米食をセットに考えたほうがいいのです。
玄米を主食にすれば肉でたんぱく質を補給する必要がなくなります。
菜食主義と玄米は相性がいいのです。
野菜の質について
野菜といってもすべて同じものではありません。
サラダのようなさっぱり系の野菜、地面の上で育つような野菜というのパワーが小さいので、生命力になってくれません。
レタスの付け合わせのようなものでは、とても足りません。それよりも、地面に埋まっている栄養価の高い、体を温める野菜類を食べることが重要です。
地面に埋まっている野菜は、体を陽性にしてくれて栄養分もたっぷり含まれています。このような野菜を食べているとしっかり食べた、という気持ちになります。
ファミレスで注文して出てくるくらいの野菜では足りません。野菜ジュースを飲んだとしても、その含まれる野菜は細かく時間の経過で栄養素がなくなっています。
これくらいの野菜では足りないのです。
栄養価の少ない都会の野菜では足りない
都会や都会近郊の野菜はあまりおすすめできません。というのも、栄養素が少ないから。
都会に近い畑は、土地が痩せて栄養素があまりないですから、そこで育てた野菜でベジタリアンをすると不利に働きます。
元気のない野菜を食べて、元気にはなれません。
しかも、地方から食品を送ってもらっても、その野菜の栄養素はどんどん失われていきます。野菜は、取れた場所で食べるのが最もよく、遠くから輸入するべきものではありません。
というのも、その地方で育った野菜はその地方にぴったり合っているのです。
土地と食べ物はセットで考えなければいけません。遠くのほうから輸入して野菜を食べても、体に合わないことになります。
ベジタリアンの欠点をカバーする玄米を主食に
ベジタリアンで不健康になりたくないのなら、玄米を主食にすることから始めましょう。これだけでも相当違います。
それから、おかずを野菜に切り替えていくこと。
何も考えずに野菜の性質を考えず、漠然と菜食主義を行っていると、タンパク質が足りなくなり、不健康にみえる可能性もありますので注意です。