ビタミンは健康のためには必要不可欠。動物だってビタミンを取らなければ生きていけません。
ビタミンを取らなければ動物だって病気になってしまいます。しかし、企業の思惑があります。生命維持にビタミンが不可欠なことを理由にして、人工的に作り出したビタミンを食品に添加し、正当化しているのです。
動物は栄養失調で病気になることがあります。でも、人工的なビタミンを摂取しなかったせいで病気になったわけではありません。
人間はビタミンを体内で合成できる
ビタミンって実は、人間の体の中で作られているのです。
○ビタミンD
人間の皮膚から作られ、所要量の80%が体内で作られます。そのために必要なものは太陽光。日光浴をする必要があります。そして、体内のコレステロールも、ビタミンDの原料になります。
○ビタミンK
人間の腸内菌から作られます。
○ビタミンB12
ビタミンKと同じく、人間の腸内菌から作られます。ビタミンB12はと胆のうを通じて分泌されます。大量に分泌されすぎると再吸収します。
菜食主義者の方々はビタミンB12が不足しやすいです。たまには卵・乳製品も取ることがビタミンB12の補給には重要です。
○ビオチン
腸内菌から作られます。健康な人はビオチン不足になることはほとんどありません。
○ナイアシン・パントテン酸
同様に体内から合成されます。足りなくなったとしても、人間の体がバランスを取るために柔軟に対応しています。
人間の体内でビタミンは合成されています。腸内細菌・コレステロールがビタミンの元となっています。バランスを取れた食生活ならば、ビタミン不足に陥ることなどほとんどありません。
消滅するビタミン
ビタミンは壊れやすく、短時間で消滅しやすいです。工場で作られた食品ビタミンは、輸送中に消失したり、食品を加工する過程でなくなってたりするのです。
ビタミンCは、イメージがいいので食品に添加されることが多いです。しかし、熱と光に弱いので、ジャガイモでも日の当たるところに置いておくと、ビタミンの70%以上は消失してしまいます。
食事でビタミンを補給したいなら、手づくりがベストです。加工された食品では、ビタミンがほとんど含まれていないのです。
マッシュポテトにしたジャガイモは、ビタミンがほとんどなくなってしまいます。工場で作られたものは半分くらいのビタミンしか含まれていない、ともいわれています。
確かにビタミンは必要なものですが、とり方も問題です。体内で合成できる点も見逃してはなりません。加工食品ばかり食べている人は注意です。食品の加工中や輸送中にもなくなることが多いです。ビタミンCも添加されているから・・・などと安心せず、手づくりの食事を心がけたいですね。
まとめ
- 食事は手作りがおすすめ
- 輸送中・調理中に消滅する
- 体内でビタミンは生み出せる