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妊婦にビタミンは必要なのか

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産婦人科で妊産婦にビタミン・ミネラル製剤を処方するのが普通になっています。果たして、本当に必要なのでしょうか。

妊婦にビタミン製剤を処方する医師

最近の医師は、妊娠を、治療する必要な病気と勘違いしているのではないでしょうか。ビタミン・ミネラル製剤のない時代から女性は出産してきました。

確かに、妊婦はビタミンをたくさん取る必要があります。母親と子供2人分のビタミンが必要ということ。でも、わざわざ人工的に作り出したビタミンを補給する必要があるのかは謎です。

ビタミン貯蔵能力

妊婦の体には十分なビタミン貯蔵能力があります。人工的に作り出したビタミンを補給させるよりも、妊婦のビタミン貯蔵能力を最大限に発揮させることのほうが大切です。

ビタミンを貯蔵する能力が妊婦に備わっているのは、母子ともに栄養不足にならないために、進化の過程で作り出された能力だと考えたほうがいいでしょう。

むしろ、過剰に摂取してしまうとビタミンが豊富にあり、取りすぎていると体が認識し、胎児がビタミン吸収を抑えるおそれだってあります。

ビタミン剤を処方する医師がいますが、基本的に不要です。妊婦はビタミンを貯蔵できるので、サプリや錠剤で追加する必要は全くありません。肝臓にビタミンは蓄えられています。

逆に、ビタミン製剤を補給することはリスクのほうが大きいです。

ビタミンB1

ビタミンB1も妊婦に補給されるビタミンとして有名です。妊娠後期からエネルギー転換が激しくなり、代謝を支えるためにビタミンB1が必要なので処方するという理屈です。

しかし、ビタミンB1製剤が必要かどうかは疑わしいです。妊娠中でも、ビタミンB1は妊婦の体内に貯蔵されています。そして補給することもできます。

全粒粉で作ったチョコレートビスケットは、200gにビタミンB1が1.2mg含まれています。この量は、妊婦の1日の所要量に匹敵するのです。処方なんかしなくても補給できてしまうのです。

ビタミンB2は、不足すると子供に大きな影響を与えてしまうという話があります。こんな話を聞いてしまうと恐ろしくなり、医師に丸め込まれてしまうのも無理はありません。

海外でも起こる問題

リボフラビン(ビタミンB2)欠乏と子供の悪影響の関係は科学的に証明されていません。ヨーロッパでは、リボフラビン欠乏症になることはめったにありません。妊娠中・授乳期に望ましい量は1.5mgで、コーンフレーク一人前でたっぷりと補給できてしまいます。チーズや牛肉・魚でも補えます。

アフリカでは、ピリドキシン(ビタミンB6)の補充で新生児の発育不全を予防できると期待されていましたが、その保証はないという話もあります。確かに、ピリドキシンは少ないかもしれないが、ビタミン剤では問題の解決にならないということです。

自然な方法で摂取すればOK

それでは、どのようにビタミンを補給するのかというと、必要なビタミンを自然な方法で手に入れればいいのです。新鮮な空気を吸って日光を浴びることでビタミンがつくられ、乳製品や卵、魚をたっぷりとるだけでも十分。

アフリカでは、ビタミンD剤を服用している女性よりも、服用していない女性のほうが、健康上の問題が少ないともいわれています。

ビタミンDだけでなく、ビタミンEも似たような問題があります。処方することによって問題が解決するよりも、別の悪影響が出ているといわれます。ビタミンEの補給には、ナッツケーキとかポテトチップスを二つかみ程度でぐらいで十分です。

葉酸問題

葉酸も最近は注目されています。ビタミンB群の中で重要だと位置付けられ、妊婦にはぜひとも取ってほしいビタミンということになっています。胎児の神経管欠損症の予防になると言われています。通常の食事では所要量が少なくなるので葉酸剤の服用が勧められています。

問題は葉酸にもあります。葉酸の場合に問題となるのは不足よりも、代謝の問題です。「胎児に問題が出るのは葉酸が不足しているわけではなく、代謝がうまくいっていないのが問題」と指摘する学者もいます。

葉酸を大量に摂取しても、代謝がうまくいかなければ吸収できないので意味がありません。葉酸の投与が一般化した現在でも、問題は全く解決されていません。むしろ、妊婦の体に悪影響をおよぼしているというデータもあります。

問題を解決しているどころか問題を作っているとまで言われています。葉酸が不足したとしても、自然な方法で補給することはできます。白菜などの葉野菜を食べること。全粒パン・卵黄・豚レバーにも多く含まれています。

レバーは有害物質が含まれていることもあるので妊婦にはあまりすすめられませんが、葉酸製剤に頼るよりも葉酸の豊富な食事を取る方がよっぽど安全。そして、ビタミン剤を、どれくらいの量を、いつまで服用すればいいのかも誰も知りません。

人間の体はビタミン剤などなくても対応できるのです。

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