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ビタミンを阻害するアルコール・タバコ

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タバコとアルコールの好きな人は、ビタミン不足になりやすい傾向があります。

アルコールとビタミン剤

アルコール依存症の患者は、ビタミンDとビタミンBが不足しやすくなります。アルコールがビタミンの代謝を阻害するためです。

アルコール依存症の患者の約半分が、ピリドキシン(ビタミンB6)・葉酸の欠乏症で、45%はビタミンD欠乏症ともいわれています。ビタミンC欠乏症になっている患者も多く、新鮮な野菜や果物を食べないせい、との意見があります。

タバコを吸う人も、ビタミン欠乏症になりやすいです。

喫煙者と非喫煙者の健康状態を比較したところ、喫煙者のほうが平均して栄養状態が悪い、というデータが出ています。喫煙者の多くが果物・牛乳・チーズ・ヨーグルトの消費量が少なく、肉・コーヒー・アルコールの量が多いと言われています。特に彼らはビタミン・繊維質の量が少なく、動物性脂肪を取りすぎる傾向があることがわかっています。

喫煙者の多くは不健康な食生活を続けていることもわかっています。

ビタミンCも喫煙者のほうが非喫煙者よりも30%少なく、ビタミンE・β-カロテンも同様に少ないです。ビタミンC・ビタミンE・β-カロテンにはラジカル捕捉能があり、がんや心臓血管疾患の予防因子になることがわかっています。

だからといって、ビタミン剤が有効な解決策になるわけではありません。抗酸化作用のあるフラボノイド・硫黄化合物は、植物の中にしか存在せず、ビタミン剤・サプリメントで補給することができないからです。

喫煙患者を救えないビタミン剤

海外ではタバコ依存症患者のために、ビタミン剤が販売されていますが、その効果は疑わしいです。このようなビタミンを取りすぎることによって、喫煙によって引き起こされる病気を防げなくなることがあると言われています。

海外の大学のデータによると、4週間、ビタミン剤を撮り続けたグループと、プラセボ(偽薬のこと)をとり続けたグループ比較した結果、健康上の利点が全くなかったそうです。しかも、血清脂質と肺の数値もプラセボを取り続けたグループと何の変わりもなかったとデータが出ています。

タバコの健康被害に悩んでいる方は、禁煙するしか方法がありません。ビタミン剤を飲んで、ごまかして、みないふりをするのはやめたほうがいい、ということです。

人工ビタミンは病気のリスクを高める

世の中にはさまざまなビタミン剤・サプリメントが出回っていますが、体によくないのは事実です。

喫煙者に直接、被害をもたらすことがあります。喫煙者を対象にした多くの実験では、β-カロテンが心臓血管疾患・肺がんのリスクを高める傾向が強いことが証明されているそうです。

アメリカでは、ビタミン剤・サプリメントの危険性を警告している機関もあります。このβ-カロテンも天然のものなら問題ないということです。ニンジンやピーマン、かぼちゃなどを食卓で食べるのがおすすめです。

節制が第一

健康のことを考えるならタバコとアルコールは控えるべきです。せっかくビタミンを摂取しても、代謝が阻害されて吸収できなくなってしまいます。ビタミン補給は、自然の食品から取ることが第一。サプリメントやビタミン製剤から補給するのは疾患のリスクを上げるだけでおすすめできません。

節制と基本的な食生活に気をつけましょう。

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