ビタミンB1(チアミン)とは
『チアミン』との別名があります。神経と筋肉を働かせるための代謝酵素として働きます。炭水化物が脂質になるのを助けます。
水溶性であり外的な影響に弱く、光に安定し、熱と酸素に弱いです。
所要量は
神経と筋肉を使う度合いで異なります。頭脳労働者・肉体労働者は所要量が高くなります。1日の平均的な量が1~1.3mg。妊産婦は1.5mgほど取ってください。
肉に多く含まれます。先進国では肉の消費量が高いため不足することはまずありません。熱に弱いので、長時間加熱する料理では取りにくくなります。調理済みの食品を温める場合も不不足しやすいです。
バランスのとれた食生活を送っている人は、ビタミンB1欠乏症になることはなく、むしろ過剰によるリスクのほうが怖いです。
ビタミンB1を含む食品
- 小麦胚芽
- ピーナッツ
- 豚肉
- インゲン豆
- ヘーゼルナッツ
- エンドウマメ
- カレイ
- ジャガイモ
ビタミンB1のポイント
- 神経と筋肉を働かせる代謝酵素として働く
- 熱に弱く長時間加熱する料理に向かない
- 過剰摂取によるリスクあり